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メインシステム入替 その2

続き…

一番悩ましいのはプラグイン関係…
皆さんそうだと思いますが膨大な数のプラグインが
インストールはしてあるけど実際よく使うプラグインは、
実際はホント数えるくらいなのです。

前回少し触れていますが今回のProToolsアップグレードでは
オーディオエンジンから、プラグインフォーマットまで
全てが変わります。
なので今まで使っているモノで継続して使用出来るモノがほぼ壊滅的…
あ、D-Subマルチケーブルは使えます(笑)

とにかく互換性を第一に考えないとダメなので
当然プラグインが重要なのですが、
たまに使うプラグインの扱いをどうしたモノかと悩みました…
せーので全部買えば良いのだけど、そんな予算はあるはずも無く
ProToolsアップグレードが高額なのに加えて
MacProも買い換えになったので、
当然その他の出費は出来るだけ抑えたい訳です。
だけど、過去のセッションと互換を保つ必要があるから…と
色々業者とも吟味した結果、そこそこ出費する事になりました。
(想定内というか予想通りと言いますか…)

もちろん、こういう時は、コレもいるかなぁ?…アレもいるなぁ…と
予定していた予算を軽くオーバーする事が多いですし、
そして何より、時期的に年末〜年始だったので、
メーカー各社1年で最も大きな特大セールをする期間中だったので、
「これは買いかな?」「今のうちだ!」と色々葛藤して、
結局、予定していなかったモノまで買っていたり…等々
それも相まって予算は確実にオーバーしました…
そこそこ金額がまとまってしまったけど、
買った内容から考えると、かなり安く購入出来ました。
いつかは「買うモノだから」と思って良しとしています。

買ったものリスト
WAVES HORIZON,SSL4000 Collection,Avid Tier3[TL SPACE],
UAD-2 Satellite QuadCore,PluginAlliance 7種…etc

とりあえず、償却出来るように頑張って仕事しつつ、
足りないモノは都度買い足して行こうと思います…

まだもう少し必要なモノがあるので、それを買って
とりあえず、今回の出費は一段落かと。

誰かが待っている訳ではないけど、
また次回報告します。



メインシステム入替 その1

言い訳ですが、Facebookの方が手っ取り早いので、
なかなかブログを書くのが滞ってしまいます。。。

これまでもFacebookのGold Rush Studioページと連携はしていたのですが、
今回「少しは書くようになるかな?」という期待も込め、
別の連携方法で設定したので、そのテストも兼ねて投稿。

間もなくMacProで動かしているメインシステムの
Avid ProTools HD3 Accelをアップグレードします。
年末から、それに向けて業者と打ち合せをしていました。
今回のアップグレードではハードウェアー含めて総取っ替えになり、
プラグインのフォーマットがTDM,RTAS→AAX DSP,AAX Nativeに変わり、
オーディオエンジンも変更されているので全く互換性がないのです…
他メーカの製品では、こんな事は先ず無い事で、
相変わらず厄介な事をしてくれますAvid様は。

過去のセッションが開けないと困るので、
互換性の面で、それに伴い慎重に選んで新規購入しないと駄目なモノ、
アップグレードが必要なモノ、切り捨てるモノ…などを選定して、
昨今の「PCにインストールするモノ」としては格別に高額になるので
予算面も悩みながらでしたが、
つい先日「コレで行こう」という所まで、ようやく来て決済して来ました。

まず最初に、使っているMacProがProToolsHDXに対応していないという事で、
そこから始めました。G5から続いているMacPro シルバーの
見た目、拡張性など、とても気に入っているので、
現行MacPro(ゴミ箱)は見た目が僕好みではなく、
拡張する全てが外付けになるので見た目、取り回しがスマートじゃないので、
元々リリースされた時点でそそられるモノが皆無だった。

そこでシルバー最終モデルMacPro 2012は個体としては
CPUクロック数の違いはあれど2010と同じモノなので
2010 or 2012を第一希望。
(年式から考えると価格が高騰していて高値でしたが)
当然、中古になる訳ですが仕事のマシンなので見た目も大事ですが、
何より使用頻度、使用用途が概ね分かっている個体に限定して物色していました。
たまたま昨年末にMacPro 2010 8コア の使用頻度が少なく
状態の良いワンオーナー品を発見して迷わず即決しました。
(メモリ容量が少なかったので別途8GB×4を購入し換装しました)

これでマシンの問題は解決。

慣れない事すると疲れますね…
という事でプラグイン関係は次回「その2」で。



落ち着かないと出来ない事

9月下旬で声優アルバム 全8曲の制作が完了して、
ようやく、そこそこ落ち着いています。
こういうタイミングでスタジオのバージョンアップをします。
ケーブル作ったり、必要な(欲しいだけ…とも言う)機材をチョイスしたり…
「スタジオの為にお金を使う」という事ですね。
と言っても限度はあるので(資金的に)、優先順位を付けて、
コレは!というモノを選びます。

今最優先に考えているのは、
WindowsXP 32bitマシンで動かしているSteinberg Nuendoのバージョンアップ。
Nuendo 5 へ バージョンアップしてシステムも64bit化。
それに伴ってプラグイン周りもモノによってバージョンアップが必要になる。
そして「64bit化=メモリ増設」という、まぁ次から次と…なんですね。
それに加えて最近値下がりして来たしSSD化も視野に入ってしまう…^^;;
ただ、追々少しづつ…という訳には行かない所なので、
やるなら、「せーの!」で行かないとダメ。

よーく財布と相談して、一番良き所を探します。
そうこう言ってると、また忙しくなっちゃうから、
今週決めて来週実行くらいのスピード感でやらないと!!



マスタリングしました。

この前、Mixしたヤツのマスタリングをしました。
曲制作やレコーディングやMixに比べてマスタリングは、
あまりしませんが今回はPMCD納品までの仕事だったので、
マスタリングまで行いました。

あまり、大掛かりな事はしないというか出来ないのですが、
Mix時に、Pro Tools → Digidesign 192 → (Analog) → KORG MR-2000SにDSDでRec。
その後、マスタリングで、
KORG MR-2000S → (Analog) → TC electronics Finalizer 96k → (Digital) → APOGEE AD8000で
Pro Tools に書き戻しています。

全てのプロセッシングおよびAD変換は、Finalizer 96kで行っています。
Mixでプラグインを使って、マスタリングでもプラグインは使いたくないので、
僕がマスタリングする時はこれです。

ここでのマスタリングの立役者は何と言っても”DSDフォーマット”
本当に嘘みたいに素晴らしいんですよ。KORG MR-2000S様様です。

そして、もう長く愛用してますが、TC electronics Finalizer 96k。
(これに取って代われる機材は未だ見当たりません)
色んなシュミレーションされたプラグインが各社から出ていますが、
(当然このFinalizerもプラグインでもあります)
やはり、当たり前だけどハード(本物)はイイですよ!

あと、”APOGEE AD8000″ 今となっては古くなってしまいましたので、
SNなんかは今の製品より、ずっと悪いと思います。
でも、理屈ではなくて、すごく音楽的で素晴らしいんです。
やっぱ音楽は数字上のスペックだけでは
決して計れないし計ってはいけないんですね…

また明日から、別件が始まるので
夏前に夏バテしない様に頑張ろう!!