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メインシステム入替 その1

言い訳ですが、Facebookの方が手っ取り早いので、
なかなかブログを書くのが滞ってしまいます。。。

これまでもFacebookのGold Rush Studioページと連携はしていたのですが、
今回「少しは書くようになるかな?」という期待も込め、
別の連携方法で設定したので、そのテストも兼ねて投稿。

間もなくMacProで動かしているメインシステムの
Avid ProTools HD3 Accelをアップグレードします。
年末から、それに向けて業者と打ち合せをしていました。
今回のアップグレードではハードウェアー含めて総取っ替えになり、
プラグインのフォーマットがTDM,RTAS→AAX DSP,AAX Nativeに変わり、
オーディオエンジンも変更されているので全く互換性がないのです…
他メーカの製品では、こんな事は先ず無い事で、
相変わらず厄介な事をしてくれますAvid様は。

過去のセッションが開けないと困るので、
互換性の面で、それに伴い慎重に選んで新規購入しないと駄目なモノ、
アップグレードが必要なモノ、切り捨てるモノ…などを選定して、
昨今の「PCにインストールするモノ」としては格別に高額になるので
予算面も悩みながらでしたが、
つい先日「コレで行こう」という所まで、ようやく来て決済して来ました。

まず最初に、使っているMacProがProToolsHDXに対応していないという事で、
そこから始めました。G5から続いているMacPro シルバーの
見た目、拡張性など、とても気に入っているので、
現行MacPro(ゴミ箱)は見た目が僕好みではなく、
拡張する全てが外付けになるので見た目、取り回しがスマートじゃないので、
元々リリースされた時点でそそられるモノが皆無だった。

そこでシルバー最終モデルMacPro 2012は個体としては
CPUクロック数の違いはあれど2010と同じモノなので
2010 or 2012を第一希望。
(年式から考えると価格が高騰していて高値でしたが)
当然、中古になる訳ですが仕事のマシンなので見た目も大事ですが、
何より使用頻度、使用用途が概ね分かっている個体に限定して物色していました。
たまたま昨年末にMacPro 2010 8コア の使用頻度が少なく
状態の良いワンオーナー品を発見して迷わず即決しました。
(メモリ容量が少なかったので別途8GB×4を購入し換装しました)

これでマシンの問題は解決。

慣れない事すると疲れますね…
という事でプラグイン関係は次回「その2」で。



MacProのHDをSSDへ換装

随分書いていませんが先日長もの仕事を終えたのを機に
メインマシンMacPro MA970J/A の延命を計りシステムHDDをSSDへ換装しました。

SSDにはあまり拘りが無く、そこそこのパフォーマンスとコストとの
バランスで「ADATA SX900 128GB」2.5inchをチョイス。

そして、MacProのベイに2.5 inch SSDを取り付けるために
「林檎派 SSD Mounter Pro」を購入。

必要な物は以上で後は少し時間を使えば換装完了!の筈でしたが…
SSDへシステム移行は元のHDDをまんま移行したかったので、
SnowLeopard OSX 10.6.2 と Lion OSX 10.7.5 の2つのシステムを
パーティーション分けてTimeMachineで復元(←いつもの手順)。
問題はこの今更ながらのOSX 10.6.2 のシステムがSSD の必須TRIMという機能に
非対応でOSX 10.6.7以降だと言う事が発覚…
(Apple純正のSSDの場合は分かりませんが)

なぜ故にOSX 10.6.2 なのか…?
僕のMacProの環境はレコーディングや編集用にProTools HD(以下PTHD)、
作曲編曲用にDigitalPerformer(以下DP)がメインで動いています。
他に稀にあるマスタリングでWavelab7など。
その作編曲用のDPをDAEモード(PTHDのオーディオエンジン)で
動かす必要があり最新verのDP8以降、そのDAEモードが
廃止になったので使用不可…。なのでDP7.24という縛り。
そして、PTHDの方はというと(昔からですが)コイツが厄介モノで、
PTHD 8.0.3 cs2 がDAEモードで動かす最終バージョン。
そのPTHD 8.0.3 が何とOSX 10.6.1 or OSX 10.6.2 だけサポートなんです…
(動作保証を小数点単位でやるのは勘弁ですよ…他のソフトウェアーでは有り得ないです)

長くなりましたが、と言う理由があり一瞬悩んだんですが、
既にもう買ってしまったSSDを使わない手はないだろうと
システムをTRIMが対応するバージョンまで上げる事に。
(最悪、元々使っていたHDDと乗せ換えれば問題ないので)
結局SnowLeopard 最終ver 10.6.8へアップデートして、
Trim EnablerでTrimを無事にオン!
この時点(OSX 10.6.8にアップデートした段階)でシステム全体を
TimeMachineで念のため更にバックアップ。

DP7.24は10.6.8に対応しているので動作に問題はない(筈)。
DAEモードで動かす場合のPTHDのバージョンが問題で、
一応、HD 8.0.3 cs2で重めのセッションを立ち上げても
10.6.8上でも普通に動いてるようだけど念のため検証のためもあり、
PTHD 8.0.5 or 8.1.1のどちらかにアップデートしようと思い、
先ず、どうせならとPTHD 8.1.1に上げてみた。
DPをDAEモードに切り替えたら「DAEモード非対応」という内容の
アラート出現で断念。。。

またPTHDアップデート前へ復元で戻して、
今度はPTHD 8.0.5へアップデート(PTHD8.0.5はOSX 10.6.8対応ver)
こっちはDAEモードに切り替えが出来て全く問題が無い訳ではないけど
とりあえず使えそうな感じ。当面、このシステムで動かしてみようと思う。

とにかくメーカーさんの都合であった機能を無くすのは
幾らなんでも残酷過ぎるんじゃないかと思う訳です。

あと、SnowLeopard 最終ver OSX 10.6.8にアップデートした事で
先日買ったVienna Ensemble Pro 5 も最新バージョンで動かせます!



【発信】GoldRush Music No.09

— 第9弾 —

Title:夏の終わり – The end of summer –
Artist:朝長真弥(Maya Tomonaga)元 EARTH (avex)
Lyrics Compose Arranged:杉本敏(Satoshi Sugimoto)

【コンセプト】
「夏の終わり」は色んな感じ方がありますが、
どちらか言うと「秋のはじまり」的な雰囲気の曲です。

— Translated by Excite —
Theme is “The end of summer”.
But, This song’s feeling is beginning of autumn.


2012.9.28 Upload



PowerMac G5 の嫁入り

 先日、総取り返したMac周り。
システムHDのトラブルで少し延びたけど、
ここ何日か安定して動作してる感じなので、
先日、旧Mac周りのPowerMac G5,ProTools HD2 PCI-X版+v7.4Softwear、
ヤフオクで売りに…。
無事、嫁ぎ先が見つかり本日見送りました。

とっても安定したシステムだったので直前まで、
PowerMacG4 MDD + 24Mix Plusのどっちを売るか悩みましたが、
『G5にしか出来ない事』っていうのが現状見つからなかったので結局…。

今回使った分、取返せる様に仕事ガンバロぉ〜!!

マスタリングしました。

この前、Mixしたヤツのマスタリングをしました。
曲制作やレコーディングやMixに比べてマスタリングは、
あまりしませんが今回はPMCD納品までの仕事だったので、
マスタリングまで行いました。

あまり、大掛かりな事はしないというか出来ないのですが、
Mix時に、Pro Tools → Digidesign 192 → (Analog) → KORG MR-2000SにDSDでRec。
その後、マスタリングで、
KORG MR-2000S → (Analog) → TC electronics Finalizer 96k → (Digital) → APOGEE AD8000で
Pro Tools に書き戻しています。

全てのプロセッシングおよびAD変換は、Finalizer 96kで行っています。
Mixでプラグインを使って、マスタリングでもプラグインは使いたくないので、
僕がマスタリングする時はこれです。

ここでのマスタリングの立役者は何と言っても”DSDフォーマット”
本当に嘘みたいに素晴らしいんですよ。KORG MR-2000S様様です。

そして、もう長く愛用してますが、TC electronics Finalizer 96k。
(これに取って代われる機材は未だ見当たりません)
色んなシュミレーションされたプラグインが各社から出ていますが、
(当然このFinalizerもプラグインでもあります)
やはり、当たり前だけどハード(本物)はイイですよ!

あと、”APOGEE AD8000″ 今となっては古くなってしまいましたので、
SNなんかは今の製品より、ずっと悪いと思います。
でも、理屈ではなくて、すごく音楽的で素晴らしいんです。
やっぱ音楽は数字上のスペックだけでは
決して計れないし計ってはいけないんですね…

また明日から、別件が始まるので
夏前に夏バテしない様に頑張ろう!!



少しマメに…

特に何かあったわけではないんですが少しマメにブログを更新してみようかと思いまして。

今曲作っています。そこで制作環境の事や機材の紹介でもしてみます。

制作環境って、それぞれあると思いますが今多くの方はPC 1台で完結するよう、
構築されている人が多いと思います。
理由は様々あって、作業効率の良さ。身軽さ。場所を取らない。コスト削減…etc

どこを取っても良さそうに見えるんですが、僕は1台のPCでは制作してません。
理由は1台 完結だと負荷をかけ過ぎてしまうのでトラブルのリスクが高い事。
それに伴ってトラブったら全滅になるリスクも併せ持っているというのが一番の理由。

あと物理的には、曲作りを最適化させるシステムと、
レコーディングスタジオとして最適化させるシステムと完全に一致しないんです。
ただ、こういう場合どっち付かずになるのが一番良くないので、
どちらの作業でもベストな作業効率が得られる様、
長い間、試行錯誤を繰り返し今に至っております。

はじめに…
僕の制作環境はシーケンスと、音源(インスト,サンプラーなど)が、
それぞれ別のPCに分けてあります。

まず、曲作りのメインは『シーケンスソフト』(いわゆるMIDIデータ打込ソフト)
これは、MacでDigital Performer 6をDAEの環境で使用。
(Macには、一切インスト,サンプラー系は入っていません、だからサクサクっ!)

そして、音源マシンはカスタムPCのCore i7 Windowsマシン 2台。
1台はSteinberg Nuendo。もう1台はSteinberg CUBASE 6にVSTiが、
それぞれ立ち上がっています。(PCモニタは1台をスイッチングしてます)
この時のNuendo、CUBASEはVSTiが立ち上がっているだけで
シーケンサーとしては使ってません。

曲作りの制作環境は、こんな感じです。

レコーディング時は、2パターンあって、
1:Mac で Digidesign Pro Tools HD
2:カスタムPC Core i7 WindowsマシンでSteinberg Nuendo

ザッと、こんな感じ。
僕にとっては、だいぶ理想的な環境になってますが、
少々複雑化してますので、口で説明したり、こうやって活字にすると、
仕組みがどうなってるか、よく分からないと言われます…

studio