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2014年の抱負

新年あけましておめでとうござます。

相変わらず、アベノミクスの恩恵など
微塵も感じない2013年でしたが、
それは音楽業界に限った事ではなく
様々な業界で言える事だと思います。
ようは、それは言い訳にも何にもならない、
ただの「負け惜しみ」だと言う事。

数年前、そこそこ忙しくさせて頂いていた頃は
儲ける(儲かる)事を何より重要視していました。
仕事でやっている以上、当たり前と言えば当たり前の事で、
当然ですが儲けていないと日常が成立しない訳ですから…
その当時の水準(仕事量や利益率など)で、
近年を比較すると、とてもじゃないけど溜め息しか出ない。
その落差に悩み、そしてストレスを感じている。
きっと、同じストレスを持った人は少なくないだろうと思います。

そんな中、徐々にですが見えて来た事もあり、
まず今の現状、時代背景も含めて「受け入れる」という事。
「過去の栄光」的な?モノにすがらず、そこからスタートする事で
新たな道が開けて行くのではないかと思います。
当然これまでのスタイルやスタンスでは
色んな場面で無理な事も出て来るでしょう。
それをその都度、試行錯誤を繰り返して、
行ったり来たりしながら、ひとつひとつを1からやり直す
つもりでやろうと思います。

必要以上に時代に流されない自分が本当に納得出来る事を信じて、
やり(創り)続けたいと思います。
今年は「やらされる」音楽ではなく「やる」音楽を沢山やります。
皆様、見守っていて下さい。

それでは今年も精進して参りますので、
何卒、宜しくお願い申し上げます。

Gold Rush Stdio 代表 杉本 敏 2014.1.1

少しマメに…

特に何かあったわけではないんですが少しマメにブログを更新してみようかと思いまして。

今曲作っています。そこで制作環境の事や機材の紹介でもしてみます。

制作環境って、それぞれあると思いますが今多くの方はPC 1台で完結するよう、
構築されている人が多いと思います。
理由は様々あって、作業効率の良さ。身軽さ。場所を取らない。コスト削減…etc

どこを取っても良さそうに見えるんですが、僕は1台のPCでは制作してません。
理由は1台 完結だと負荷をかけ過ぎてしまうのでトラブルのリスクが高い事。
それに伴ってトラブったら全滅になるリスクも併せ持っているというのが一番の理由。

あと物理的には、曲作りを最適化させるシステムと、
レコーディングスタジオとして最適化させるシステムと完全に一致しないんです。
ただ、こういう場合どっち付かずになるのが一番良くないので、
どちらの作業でもベストな作業効率が得られる様、
長い間、試行錯誤を繰り返し今に至っております。

はじめに…
僕の制作環境はシーケンスと、音源(インスト,サンプラーなど)が、
それぞれ別のPCに分けてあります。

まず、曲作りのメインは『シーケンスソフト』(いわゆるMIDIデータ打込ソフト)
これは、MacでDigital Performer 6をDAEの環境で使用。
(Macには、一切インスト,サンプラー系は入っていません、だからサクサクっ!)

そして、音源マシンはカスタムPCのCore i7 Windowsマシン 2台。
1台はSteinberg Nuendo。もう1台はSteinberg CUBASE 6にVSTiが、
それぞれ立ち上がっています。(PCモニタは1台をスイッチングしてます)
この時のNuendo、CUBASEはVSTiが立ち上がっているだけで
シーケンサーとしては使ってません。

曲作りの制作環境は、こんな感じです。

レコーディング時は、2パターンあって、
1:Mac で Digidesign Pro Tools HD
2:カスタムPC Core i7 WindowsマシンでSteinberg Nuendo

ザッと、こんな感じ。
僕にとっては、だいぶ理想的な環境になってますが、
少々複雑化してますので、口で説明したり、こうやって活字にすると、
仕組みがどうなってるか、よく分からないと言われます…

studio