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MacProのHDをSSDへ換装

随分書いていませんが先日長もの仕事を終えたのを機に
メインマシンMacPro MA970J/A の延命を計りシステムHDDをSSDへ換装しました。

SSDにはあまり拘りが無く、そこそこのパフォーマンスとコストとの
バランスで「ADATA SX900 128GB」2.5inchをチョイス。

そして、MacProのベイに2.5 inch SSDを取り付けるために
「林檎派 SSD Mounter Pro」を購入。

必要な物は以上で後は少し時間を使えば換装完了!の筈でしたが…
SSDへシステム移行は元のHDDをまんま移行したかったので、
SnowLeopard OSX 10.6.2 と Lion OSX 10.7.5 の2つのシステムを
パーティーション分けてTimeMachineで復元(←いつもの手順)。
問題はこの今更ながらのOSX 10.6.2 のシステムがSSD の必須TRIMという機能に
非対応でOSX 10.6.7以降だと言う事が発覚…
(Apple純正のSSDの場合は分かりませんが)

なぜ故にOSX 10.6.2 なのか…?
僕のMacProの環境はレコーディングや編集用にProTools HD(以下PTHD)、
作曲編曲用にDigitalPerformer(以下DP)がメインで動いています。
他に稀にあるマスタリングでWavelab7など。
その作編曲用のDPをDAEモード(PTHDのオーディオエンジン)で
動かす必要があり最新verのDP8以降、そのDAEモードが
廃止になったので使用不可…。なのでDP7.24という縛り。
そして、PTHDの方はというと(昔からですが)コイツが厄介モノで、
PTHD 8.0.3 cs2 がDAEモードで動かす最終バージョン。
そのPTHD 8.0.3 が何とOSX 10.6.1 or OSX 10.6.2 だけサポートなんです…
(動作保証を小数点単位でやるのは勘弁ですよ…他のソフトウェアーでは有り得ないです)

長くなりましたが、と言う理由があり一瞬悩んだんですが、
既にもう買ってしまったSSDを使わない手はないだろうと
システムをTRIMが対応するバージョンまで上げる事に。
(最悪、元々使っていたHDDと乗せ換えれば問題ないので)
結局SnowLeopard 最終ver 10.6.8へアップデートして、
Trim EnablerでTrimを無事にオン!
この時点(OSX 10.6.8にアップデートした段階)でシステム全体を
TimeMachineで念のため更にバックアップ。

DP7.24は10.6.8に対応しているので動作に問題はない(筈)。
DAEモードで動かす場合のPTHDのバージョンが問題で、
一応、HD 8.0.3 cs2で重めのセッションを立ち上げても
10.6.8上でも普通に動いてるようだけど念のため検証のためもあり、
PTHD 8.0.5 or 8.1.1のどちらかにアップデートしようと思い、
先ず、どうせならとPTHD 8.1.1に上げてみた。
DPをDAEモードに切り替えたら「DAEモード非対応」という内容の
アラート出現で断念。。。

またPTHDアップデート前へ復元で戻して、
今度はPTHD 8.0.5へアップデート(PTHD8.0.5はOSX 10.6.8対応ver)
こっちはDAEモードに切り替えが出来て全く問題が無い訳ではないけど
とりあえず使えそうな感じ。当面、このシステムで動かしてみようと思う。

とにかくメーカーさんの都合であった機能を無くすのは
幾らなんでも残酷過ぎるんじゃないかと思う訳です。

あと、SnowLeopard 最終ver OSX 10.6.8にアップデートした事で
先日買ったVienna Ensemble Pro 5 も最新バージョンで動かせます!



MOTU HD192 個体差は?

この度、WindowsマシンのAudio Interface を同じモノにしました。
以前は、Nuendo 4 マシン(主にDAWマシンとして使用)→ MOTU HD192
Cubase 6 マシン(64bit環境のサンプラーマシンとして使用)→ MOTU 1296
で、ここ数年使ってきましたが、Cubase 6 の方もHD192に変更しました。
他社製品でもNativeの場合は選択肢が多い中、仕事で使うとなると、
「安定性」「音質」を最優先に考える必要があるためコレなんです。
他社製品も試聴するんですが利便性、機能性が重視されたモノが多く、
肝心な音が良くないんです。音質面では超高額なモノを除くと、
このレベルの製品はないんです。(あくまで主観です)

上段が以前から使っていたHD192で下段が今回変えたHD192です。
そこで音を聴き比べました(こういうの結構好きなんです ^^; )
当然、傾向としては同じモノなので大きな差はなくて当たり前なんですが、
それでも「良い」「悪い」ではなく「違う」のは確かでした。
元々、このMOTU HD192 自体がガッツあるロックな感じの
押出し感の強い音の傾向なのですが、
変えた方の個体の方は中でも大人っぽくシュッとした印象…
ジャンルによって使い分けるとベストかな?と思っております。
結果はロック好きの僕にとっては以前からのHD 192の方が好みでした ^^




急いで楽曲制作中…

テクノポップというキーワードを与えられ作ったけど、
実はカワイイ系(テクノポップ)じゃなくカッコイイ系がイイという…
次なるキーワードは少女時代 Mr.TAXI です。
う〜ん、それにしても全く違う…。
不思議なのは何故あの時「テクノポップ」って言ったんだろう…?
まぁ、今はそこの原因究明より、このテイストの曲を作るのが先決!!
なぜなら内容変わっても納期は変わらない… 急げぇ〜!!

という事で昨日の夕方から見よう見まねで作りましたが、
いやいや、出来てしまうモノですね 、ケツに火が付くと…^^

シーケンスは、DP7 + DAE。

今回、音源のメインspectrasonics omnisphere
そして、結局キックのみ使用の
Steinberg GROOVE AGENT(CUBASE 6のオマケのヤツです^^)が、
windows 7 pro のCUBASE 6に立ち上がってます。そして…

こっちは、MOTU MachFive 2 , ueberschall ELASTiK , Real Guitarが、
XP マシンの Nuendo 4 に立ち上がってます。

あとは、ハード音源のMotif ES Rackも少しだけ使ってます。

MacPro セットアップ奮闘記 midi編 その4

相変わらず続いている midiインターフェイスのトラブル…。
MacProにするって、もう身も心も取り替えた感じです。

先日、買った最新ROMの MOTU midi timepiece AV。
ゴリゴリ使ってみない事には本当のとこ分からないけど
現時点ではOK!
使ってみて大丈夫だったら、あと1台は買うの止めようと思ってたけど、
結局買いました…。同社の midi express XT。
初期パネルのは怖かったので、ディスコン直前のパネルのヤツを
選択しました。(ここ最近で再生産されてるXTの直前のヤツ。)

これだけやれば文句無いでしょ〜 もうイイ加減お金使わせるの止めて…

MacPro セットアップ奮闘記 midi編 その3

 結局、買いました…。
ROM バージョンアップに12,000円はバカらしいので、
いつものヤフオクを物色…。
タイミングよくMOTU midi timepiece AV の最新ROMモノが出ていたので、
とりあえずゲットしました。
安く買えて代理店に頼むより少し安く購入!

まだ手元に届いていないので動作は未確認ですが、
心配事は現在使用中の同社 midi express XTとの同居。
(僕のシステムではMacに2台必要なのです)
勝算あっての購入だし、ほぼほぼOKだと思うけど、
イイ気になってると突然足をすくわれるのがPCシステムの構築…。
繋いで動かしてみるまで分かりません ^^;

まぁでも、その他は随分安定していると思われるので、
それはそれで良かった良かった ^^

 

 

 

MacPro セットアップ奮闘記 midi編 その2

midi周り相変わらず、ダメダメ…。
Mac直刺ししてもダメだった…。
う〜ん、これでならサポートへ電話!

G5までのPowerPCからIntelMacに乗り換えると、
古いmidi express XTの場合、内蔵ROM verの
アップデートが必要なんだと…。
知らなかったぞ〜〜〜!
ちなみに、お値段の方は 1台 12,000円+送料。僕は2台…(汗)
これ中古探して買った方がイイかもなぁ〜…。

原因は、お陰様で痛いほど分かって嬉しいやら悲しいやら…
一番避けたかった、更なる出費…。

どうしても買わないとダメだよなぁ〜(泣)

MacPro セットアップ奮闘記 midi編

突然「midi編」から行きます ^^
実際の順番で行くとシステム最適化、Audio、その後くらいの
はずだと思いますが…。 まぁその辺は臨機応変に ^^

安定しているかと思いきや、何かとトラブります。
今回はmidi周り…。
構成はMacPro の USB Hub(外部電源仕様)に、
MOTU midi express XT(midi interface)が2台繋がっていて、
音源モジュール、音源マシンwindowsのmidii interface
それぞれ結線されています。

G5の時(G4の時も?)から、よく鳴りっぱなしになる事はあって、
その度、⌘+1 でリセット ^^;
でも、MacProにしてからは症状が違っていてハード音源が鳴らなくなる。
そして鳴りっぱなしになったら ⌘+1 リセットが通用しない…。
(その時はハード音源を再起動…面倒くさ)

一番疑わしいのは「USB Hub」モノが古いのもあって、
手持ちの別の電源供給型のUSB2.0対応のHubに取り替えてみた..。
完全にアウト…!やっぱ、別電源のHubにしないとダメですよね…
はい、何となく分かってました。

midi interface自体も古いからUSBの規格とか相性の関係あるのかもな…。
となると、一番避けたい、midi interface購入…。

う〜ん、これは少々時間掛かりそうだな。
とりあえず、現状で騙し騙し使えるから時間見つけて
別電源のUSB Hub買って来て試そう!

飽くなき戦いはまだまだ続く…のかな?

 

初☆TimeMachine

 MacPro システムも安定してきました ^^
構成は、
・Leopard + ProToolsHD 8.0.3 + DP7.24(DAE mode) 
・SnowLeopard + ProToolsHD 9.0.5 + DP7.24(CoreAudio)

先日のシステムHDDのトラブルを教訓に
今回初めてのTimeMachineやってみようかと。
どれくらいの復元の精度があるのか分からないから
どこまで信じてイイか…
完全に復元してくれるのかしら?

PTHD9.0.5 + DP7.24はサポート通り、
やはりDAE modeでは動きませんでした…
本当にPTHD8.0.3がDP DAE mode 対応の最終verなのかなぁ〜。

MacPro セットアップほぼ完了!

ここ数日、総入れ替えしたMacProのセットアップをしてましたが、
昨日MOTU DP7 のアップグレードが届いたので、
インストールして、ほぼセットアップ完了!

OS:SnowLeopard 10.6.2。
Hardwear:ProTools HD Accel cardインストール。
Softwear:ProTools HD 8.0.3、DP7.2.3、Melodyne editor、各種プラグイン…

今回のセットアップで一番不安だった「DP7をDAEモードで動かす。」
予想通り手間取りました…
DAEモードを選択すると強制終了…
これは僕にとってはマスト機能なので是が非でも動作させる必要がある。

少し戦って何とかクリア!^^
APOGEE AD8000をレガシーポートで使っているのが、
どうやらマズイようでCoreAudioドライバー上でOFFに。
そしたら、スンナリDAEモードを選択出来て動くようになりました(^^)
そして、ダメ元でAD8000を再度ONに…。
全く問題なくAD8000も認識して動作しました!なんじゃそれ!?

過去から幾度となくマシントラブルに見舞われ、
その度、何とかクリアしてきた経験が功を奏し、
トラブった時の「ここかな?」が、かなり的を得てた!^^

昔の僕なら、すぐにサポートに電話していただろうに…
いやいや、成長しましたね^^

めでたしめでたし

Macアップグレード

 ここ数ヶ月なやんでいた、Mac のアップグレード…。
単にMacProを買うだけなら悩みもせず買い替えるんだけど、
G5で使っているPCI-X規格のProToolsHDがMacProはPCIe規格のため挿入出来ない。
ようはMacをアップグレードすると、もれなくProTools も買い替えになる…。
これがネックで悩んでました。
悩みぬいた末、将来的に必ず必要に迫られるのは確かで、いつかは総取っ替えになる。
であれば、時世を考えても沢山予算がある訳ではないので、超円高の今だろう!

という事で、買い替えました!
MacProは、現行品だとLionのみになってしまうので、
ソフト、プラグインをちゃんと動かすため
Leopard以降が動くMA970J/A 2.8GHz 8coreモデルを選択。


そして、Pro Tools HD 9、Accel core card for PCIe。
ついでに、このタイミングでMOTU DP 7にアップグレードしました。

昨日、全役者がそろったのでセットアップ中。
今Windowsで動かしているサンプラーをMacProになったし、
DP7上で動かそうかと、構想中です^^

 

 

少しマメに…

特に何かあったわけではないんですが少しマメにブログを更新してみようかと思いまして。

今曲作っています。そこで制作環境の事や機材の紹介でもしてみます。

制作環境って、それぞれあると思いますが今多くの方はPC 1台で完結するよう、
構築されている人が多いと思います。
理由は様々あって、作業効率の良さ。身軽さ。場所を取らない。コスト削減…etc

どこを取っても良さそうに見えるんですが、僕は1台のPCでは制作してません。
理由は1台 完結だと負荷をかけ過ぎてしまうのでトラブルのリスクが高い事。
それに伴ってトラブったら全滅になるリスクも併せ持っているというのが一番の理由。

あと物理的には、曲作りを最適化させるシステムと、
レコーディングスタジオとして最適化させるシステムと完全に一致しないんです。
ただ、こういう場合どっち付かずになるのが一番良くないので、
どちらの作業でもベストな作業効率が得られる様、
長い間、試行錯誤を繰り返し今に至っております。

はじめに…
僕の制作環境はシーケンスと、音源(インスト,サンプラーなど)が、
それぞれ別のPCに分けてあります。

まず、曲作りのメインは『シーケンスソフト』(いわゆるMIDIデータ打込ソフト)
これは、MacでDigital Performer 6をDAEの環境で使用。
(Macには、一切インスト,サンプラー系は入っていません、だからサクサクっ!)

そして、音源マシンはカスタムPCのCore i7 Windowsマシン 2台。
1台はSteinberg Nuendo。もう1台はSteinberg CUBASE 6にVSTiが、
それぞれ立ち上がっています。(PCモニタは1台をスイッチングしてます)
この時のNuendo、CUBASEはVSTiが立ち上がっているだけで
シーケンサーとしては使ってません。

曲作りの制作環境は、こんな感じです。

レコーディング時は、2パターンあって、
1:Mac で Digidesign Pro Tools HD
2:カスタムPC Core i7 WindowsマシンでSteinberg Nuendo

ザッと、こんな感じ。
僕にとっては、だいぶ理想的な環境になってますが、
少々複雑化してますので、口で説明したり、こうやって活字にすると、
仕組みがどうなってるか、よく分からないと言われます…

studio