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ストリングスカルテット Recording

新年あけましておめでとうございます。

2ヶ月ほど前になりますが、兼ねてより念願だった
このスタイル(コントロールルーム↔︎ブース)で
ストリングスのセクションを録りました。
Vln ×2、Vla、VCというカルテットでのレコーディングでした。

ミュージカル「本日も休診」のレコーディングでした。
ストリングスを夕方に終えリードのレコーディングという事で、
大急ぎで通常スタイルに入れ替え作業がありバタつきましたが、
何とか録り切れた次第です。

これで、このスタイルにしてから、
ドラム、ブラスセクション、ストリングスセクションと
概ね、思っていたパートのレコーディングが出来ました。
実際にやってみて良い感じに録れる事が確認出来ましたので、
(特にドラムは良かった)
今年からこのスタイルの案件も増えて欲しいなと思います。

ご検討の際は是非スタジオ候補に加えて頂けたら幸いです。

今回のインプットは、、、
Mic:
DPA 4003 ×2(エンジニア持込)
Neumann KM184 ×2
Neumann KM184 ×2(エンジニア持込)

HA:
AURORA AUDIO GTP8




※画像クリックで拡大します


念願のDrumレコーディング

スタジオ移転して半年が経ちまだまだコロナ禍ですが、
動画撮影が出来て、生リズム(バンド)録れるスタジオ…
という構想をようやく実現する事が出来ました!

コントロールルームの広さをブースとして使い
ブースをコントロールルームとして、
双方向で使える仕様に2ヶ月掛けて回線工事を行いました。
全回線を新品のケーブルに更新しましたので
通常レコーディングの音質もかなり良くなりました。
キュー回線に至るまでとても高音質になり
気持ちよくレコーディングして頂けるかと思います。

注:リズム録り時はブースがコントロールルームになるので、
手狭になりますがご容赦下さい。

先日、手初めにテストでドラムを初レコーディングしました。
思っていた以上に良い感じに録れる事が確認出来ました!




※画像をクリックすると拡大表示されます



文化芸術活動の継続支援事業 申請しました。

SNS普及の勢いに流されブログは全く手付かずですが
特に誰も待ってないと思いますが久々に投稿します。

この度「文化芸術活動の継続支援事業」へ申請を済ませました。
(まだ採択された訳ではありません)
その際、これは面倒だなぁ…とか、これどうすんのよ…とか、
様々あったので同業者の方(スタジオさんや作曲編曲者)で、
これから申請される方に役立ててもらえたらと思います。

まず、、、この支援事業は、
コンサート、ライブ、イベント各種、舞台、ミュージカルなどに携わり、
収益を得ている事が大前提なので、
私のような業態(スタジオ運営やポップス、歌謡曲などの作編曲)を
普段メインにしている人には「活動歴を証明する書類」の作成が、
少々面倒です(というか面倒でした)

その「活動歴を証明する書類」として要項であげられているのが
2017年以降で日付などが分かる「チラシ」2件分だそうで…
レコーディングスタジオ、作曲編曲というのは携わっていても、
その「チラシ」にクレジットされていない…
(というか、スタッフはクレジットされていない人の方が多いと思うんですが)

そんな中で証明するのに準備したもの、
1:実際に発注を受けた時のメールを探し出し、
2:その案件に該当する請求書を探し、
3:入金が確認できる通帳の写し…
(チラシに名前が乗っていないだけで、この手間は何なんだ!)

1はメールを探すだけなので記憶を辿って、日付が分かれば、
さほど手間が掛からないと思われるかも知れませんが…ところがどっこい!
数年前にですよ、まさかこの仕事を役所に証明する前提などなく、
メールを送受信しているので「昨日の電話の件ですが…」みたいなメールや、
別の案件のメール内についでに書き添えられたメールがそれだったり…と、
まぁ証明書類としては微妙だったりする訳ですね。

まぁ何とか中でも具体的なのをピックアップし、
2の請求書は幸いエクセルでずっと作成して来たので
日付が分かれば手間かけず見つかりました。
そして、3の入金が確認できる通帳…これがなかなかで、
私はECO通帳(ネットで閲覧)にしており、
(同じ人も多いのではないでしょうか?)
12ヶ月以上に遡る場合は、要申請で一両日待たされるという…
私の場合、土日を挟んでしまったので、さらに遅くなりました。
(クドいけど、チラシにクレジットさえされていれば)
と、何とかかんとかカッコはつけられました。(多分…)

そして、10万円(税込)以下という何とも使いにくい設定になっている
肝心要の経費計算ですが、この支援事業を機材に使う方が多いかな?と思いますので、
「消耗品費」という所に計上していくと思います。が!
!!その上で、これは本当に気を付けて下さい!!
「一旦申請してしまうと後で付け加える事が出来ません!!」
ようは申請した経費の増額は認められないという事ですね。
(機器の具体名を書く訳ではないので機種の変更は可能です)

あ〜やっぱこれもいるかな…とか、これあったら便利だよね…とか、
上位機種のこっちにしようかな…とか全てNGです。
なので、申請前に十分に十分に吟味して全てを決定した上で申請して下さい。

そして今回、私と同じように新規で申請される方。
「2020年2月26日以降の該当する取り組みに使った経費」も対象になります。
ここで僕はやっちゃいました…(泣)
これから使う(購入する)経費のみを計上して申請してしまった…
申請の翌日に気づいて急いで問い合わせました…
初めてで見落としておりまして…と丁寧に説明しました。
が、認めてもらえず(号泣)

本当に悔しいです…
とはいえ、今年買った分はそんなに多額でもないのに、
こんなに悔しく思う自分が悲しかったり…

あ〜 あとの祭りですね。

とにかく、あとは採択される事を祈るばかり…



今年も有り難うございました。

現在、23時30分。
間もなく2012年が終わります。

今年は大小問わず多くのレコーディングスタジオがクローズする中、
何とかやらせて頂けました。
これも、ひとえに皆様のお蔭と心より感謝しております。

決して「楽」という事はなかった一年でしたが、
こういう状況だからこそ立ち止まり足元を見て、
感じ考える事が沢山ありました…。

数値に変換された価値観に右往左往するのではなく、
ただ純粋に一人でも多くの人に届けて行きたい…
という思いで今年 2月から「Gold Rush Music」として
YouTubeで発信して行こうと決めました。

皆様、年末年始のお時間ある時に聴いてみて下さい
http://www.youtube.com/user/grstmusic

本当に今年はお世話になり有り難うございました!!
そして、来年も本年同様に宜しくお願い申し上げます!!

Gold Rush Studio 代表 杉本 敏 2012.12.31

SSL MicPre+EQ 導入

コンソールメーカーとして世界的に有名な「Solid State Logic(通称SSL)」の
2ch マイクプリ+EQ「Logic FX G383」を買いました ^^

この「Logic FX G383」は現行の量産されるようになる前の
1990年代前期の製品です(当然、既にディスコン)結構なレアアイテム。

当スタジオは僕が好きだという理由で
NEVE系(AMEK,Brent Averill…etc)が多く
別キャラのアウトボードがいるなぁと前々から思っていたので
探していたのですが、なかなか見つからずでした。

が、今回ようやく手に入れる事が出来ました〜(^_^)
高かったけど…ま、仕事頑張ればイイんだ!!!




今年も有り難うございました

本当に大変な年でした。
厳しい状況を強いられた企業、自営業者は
音楽業界に限らず多かったのではないでしょうか?

幾つもの大規模レコーディングスタジオが閉められる中で、
何とか今年も乗り切らせて頂けました。
これも皆様の支えあっての事と感謝しております。

来年は色んな意味で、これまで同様のやり方では
今年以上にダメな事が予想されます。
時代背景を把握した上で皆様の役に立てるよう、
試行錯誤を繰り返し、そして生き残って行けるよう、
頑張って行きたいと思っております。

皆様、今年も1年お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。

来年は皆で良い年にして行きましょう!!!

Mix 完了!!

14日にRecして、15,16,17日で歌編集&Mix 4曲全て終了!!
いやいや、気が狂いそうです。

なんせ、1曲を5人が歌っているので、×事の4曲…
はい、そうですっ!20本です(笑)
まとめて、歌編集すると本当にイカれてしまいそうなので、
1曲づつ、歌編集→Mixの繰り返し。

歌直しは、”Melodyne”を使用。 
編集のやり易さ、作業効率は抜群です。こいつが無かった頃は、
3日間で、この物量を消化出来てませんでした。
僕のMelodyne は、Melodyne editor v1.2(おそらく最新版)なんですが、
もう既にこれだけ役に立ってくれているので目をつぶっていますが、
強いて言えば音質が少し犠牲になり過ぎるのが、難点と言えば難点…
この編集能力で音質が犠牲にならなければ、”鬼に金棒!”

今後のバージョンアップに淡い期待を寄せています。

今回のRec、編集、Mix作業は、Windowsマシン(32bitOS)を使用。
DAW:Steinberg Nuendo 4
Interface:MOTU HD192
Mic :Neumann U87ai
HA:AMEK Channel In a Box

Mixは全てNuendo内で処理しました。

明日から別件を始めます〜。

 

少しマメに…

特に何かあったわけではないんですが少しマメにブログを更新してみようかと思いまして。

今曲作っています。そこで制作環境の事や機材の紹介でもしてみます。

制作環境って、それぞれあると思いますが今多くの方はPC 1台で完結するよう、
構築されている人が多いと思います。
理由は様々あって、作業効率の良さ。身軽さ。場所を取らない。コスト削減…etc

どこを取っても良さそうに見えるんですが、僕は1台のPCでは制作してません。
理由は1台 完結だと負荷をかけ過ぎてしまうのでトラブルのリスクが高い事。
それに伴ってトラブったら全滅になるリスクも併せ持っているというのが一番の理由。

あと物理的には、曲作りを最適化させるシステムと、
レコーディングスタジオとして最適化させるシステムと完全に一致しないんです。
ただ、こういう場合どっち付かずになるのが一番良くないので、
どちらの作業でもベストな作業効率が得られる様、
長い間、試行錯誤を繰り返し今に至っております。

はじめに…
僕の制作環境はシーケンスと、音源(インスト,サンプラーなど)が、
それぞれ別のPCに分けてあります。

まず、曲作りのメインは『シーケンスソフト』(いわゆるMIDIデータ打込ソフト)
これは、MacでDigital Performer 6をDAEの環境で使用。
(Macには、一切インスト,サンプラー系は入っていません、だからサクサクっ!)

そして、音源マシンはカスタムPCのCore i7 Windowsマシン 2台。
1台はSteinberg Nuendo。もう1台はSteinberg CUBASE 6にVSTiが、
それぞれ立ち上がっています。(PCモニタは1台をスイッチングしてます)
この時のNuendo、CUBASEはVSTiが立ち上がっているだけで
シーケンサーとしては使ってません。

曲作りの制作環境は、こんな感じです。

レコーディング時は、2パターンあって、
1:Mac で Digidesign Pro Tools HD
2:カスタムPC Core i7 WindowsマシンでSteinberg Nuendo

ザッと、こんな感じ。
僕にとっては、だいぶ理想的な環境になってますが、
少々複雑化してますので、口で説明したり、こうやって活字にすると、
仕組みがどうなってるか、よく分からないと言われます…

studio

 

本年も宜しくお願い申し上げます!

【!!謹賀新年!!】 

新年明けましておめでとうございます。

 
旧年は、お蔭様で慌ただしく過ぎた1年でした。
これも皆様のお蔭だと心より感謝しております。本当に有り難うございました。

今年も、ニーズに合ったより良い音楽制作のお手伝いが出来るよう精進して参りますので、
何卒、宜しくお願い致します。
 

Gold Rush Studio 代表

本年も有り難うございました!

 いやぁ〜今年も、もう終わります。

9月末〜 本当に忙しくて、アッという間に、
ここまで来てしまいましたが、
皆々さまの、お蔭あって2010年も
忙しくさせてもらった、とても良い1年でした。

去年より今年。今年より来年。
1年1年 大事にして精進して参りたいと思う所存でございます!

今年お世話になった、皆さま本当に有り難うございました。
また、年末の忙しさ故に、せっかく御連絡頂いたのに、
お仕事をお断りしてしまった方々には、お力になれなくて
本当に申し訳なく思っております。

そんな皆様に支えられている事を痛感する2010年 年の瀬です。
本当に有り難うございました。

そして、来年も本年同様に宜しくお願い申し上げますです!!

…っと、書いていますが、まだ仕事納め出来ませんので、
年内もう少し頑張ります!!